アンプの修理に挑戦

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2009-09-21-002.jpg.JPG かなり昔に買った(製造年月が 2001/Jul、購入は 確か 2002/初旬) AV アンプ、VSX-D3 の修理に挑戦。

 今となっては、特に見るべき機能は無いのだが、AM/FM チューナー内蔵と S/PDIF がついているのは捨てがたい。

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現象
1.ボリュームがきちんと動かない
 現在のボリュームの値がディスプレイに表示されるのだが、ボリュームつまみを回していっても、ボリュームの値が連続して変化しない。値が跳んだり戻ったりする。実際の音量もそれにあわせて変化する。
 ボリュームつまみに触らなくても、勝手にボリュームが変る。

 この現象は早い時期に起きていたが、そのまま使っていた。

2.電源 ON/OFF でプッツンノイズが発生
 電源 ON/OFF でプッツンノイズが出るようになった。出るときは続けて(何日)現象が出るが、出ないときは全くでない。

 安くはないスピーカにダメージを与えるのが嫌で、この現象がでてアンプを交換。

 以前にも一度バラしたのだが、そのときは手を付けられず。今回もう一度やってみてだめなら廃棄。

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処置
1.ボリュームがキチンと動かない
 ロータリーエンコーダーの不良だということはわかっていたのだが、パイオニアに部品を注文してまで直すほどのことでもないし...、と思っていたのだが、2ch にこの機種のロータリーエンコーダーは機械式でバラして手直しできるとあったのでやってみた。
 とりあえず少しは良くなったが、様子を見ないと。
2.電源 ON/OFF でプッツンノイズが発生
 久しぶりに電源を入れたら、プッツンと音がして動き出したは良いがそのままディスプレイに POWER OFF と表示して、勝手に電源が切れてしまった。
 翌日電源を入れると今度は正常に動く。

 アンプとしてはちゃんと動いているし、一度動いてしまえばデジタル系の動作も問題なし。
 デジタル系の電源に当たりをつけ、その当たりを調べていくと主電源 ON で通電する 5.6 Vラインを発見(主電源 ON/POWER OFF でもロータリーエンコーダーに通電)。78M56 などという聞いたことの無い三端子レギュレーターとダイオード・抵抗数本で回路を組んであるのだが、三端子の出力ピンにバイパスコンデンサーがない。ほかに見つけた三つの三端子は電解コンデンサとパラにセラミックコンデンサーが入っているのだが、ここにだけない。指で触ると少し熱かったので、少々アクロバティックにパスコンとヒートシンクを追加。
 とりあえず正常に動いているが、直ったかどうかは全くわからない。

 こちらもしばらく様子見。

 しばらくエージングが必要なのだが、問題は、当面使う予定が無いこと....。

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このページは、ytaroが2009年9月21日 19:44に書いたブログ記事です。

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