P4:作業再開

| | トラックバック(0)
CIMG1724.JPG 北海道もだいぶ暖かくなり、車庫での作業も寒い思いをしなくて良くなってきたので、デジタルタコメータ、作業再開。
 そういえば、このプロジェクトを始めたのも去年の今頃。やはり春には何か始めたくなるものだろうか?

 まず、点火パルスを車体から取り出し。ネットであっちこっち探してグローブボックスを外し、ECU への配線から信号を取り出そうと思ったが、配線用のコネクタを入り込ませるスペースがない。というか、文字通り何十本も束ねたケーブルの中の何本かにコネクタをかませるのはかなり無理そう。 
 ということで、基板に直接半田付けして信号を引っ張り出すことにした。外して部屋に持ってきていろいろいじくりまわしたが、ケースの作りが異様に安っぽ い。ケースはプラスチック製で基板を固定するのにビス一本使っていない。文字どおり車の頭脳がこんなんで良いのか?と思いつつ基板を取り出すと、こちらは なかなかきちんとした仕上がり。部品は全部ランドの中央に乗っているし、半田付けもすべて均質。パソコンのマザーボードなどとは比べ物にならない。
  で、ケーブルを半田付けしようとすると、信号の出ている場所がわからない。資料と現物が一致しない。マイナーチェンジでもしたのかとヤ フオクで調べてみると、古いものは金属ケースっぽい。確かに ECU のマイナーチェンジはあったようだがコネクターは変わっていない。あれやこれやと悩むこと小一時間。何のことはない、四つあるコネクタの並びが現物と資料で違うだけ orz。そうとわかれば慎重にケーブルを半田付けしてケースに戻し、車に仮付けしてオシロで信号を測定。
 出ました。電圧は 0-15V 、周期は完全に冷えた状態からエンジン始動後 1-2分ぐらいで 25ms。40Hz として、一回転2発で 1200rpm。こんなところだろう。

 ちなみに、信号を 10kΩでアースに落とすと 15V が 12.5V ぐらいに落ちた。電流はあまり取れないようだ。

 ここまでやめておけばよかったのだが、調子にのって一年近くほっておいたタコメータ基盤を動かそうとしたのが間違い。

 この先は別エントリーで。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: P4:作業再開

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.co-mind.info/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1383

このブログ記事について

このページは、ytaroが2010年5月 4日 22:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「アンプの修理に挑戦:なぜか動いた」です。

次のブログ記事は「P4:久しぶりに作りかけの基板を動かしたら」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

track feed Subscribe in a reader
Powered by Movable Type 4.01