ytaro: 2008年3月アーカイブ

 Interfade 付録の FR-60 基板、小物パーツを若松通商のセットでそろえようかと思ったが、秋月基準で値段を考える癖がついてしまっているので妙に高く感じる。全部必要なわけでもない。
 街に出るついでがあったので、地元の部品屋で USB コネクタだけを買ってくる。オムロン製、一つ 94円。上手く合いそうだ。
 32.768KHz の水晶は在庫切れだったのでそのうち入るだろう。48Mのオシレーターは電圧違いの形状違いだが秋月にある。
 VGA 用の D-SUB コネクタは入手困難そうだが、特に必要なし。

 あとのパーツは何とでもなりそう。
# 相変わらず札幌は二日遅れか

 付録の FR-60 基板がすごい。リセット IC やクリスタルどころではなく、DC-DC コンバータまで付いてる。買う前は1990円は高いと思ったが、中を見てしまうとむしろ安い。

 CD/DVD-ROM がついていないというのも意外。もはやブローバンド接続はデフォルトか?

 しかしなぁ、Project3 にはちょっとオーバースペックなんだが、どうしようか。

 あと、若松のパーツ一式セット。買おうか買うまいか...。
 

P3:工程表

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 作業に入る前に一応工程を考えてみた

  1. WinLIRC の送信部分を作って、動作の比較対照とする
  2. I/F 2008/05 の付録の FR60 CPU ボードを一通り使えるようになる
  3. WinLIRC の送信部分の 38KHz 発生装置を FR60 CPU ボードに実装する
  4. FR60 CPU ボード側でのボードの持ち方を決める(リモコンデータ、操作データ)
  5. FR60 CPU ボード <-> PC間に通信フォーマットを決める
  6. PC 側アプリケーション開発
 とりあえずこんな感じか?


P3:要求仕様

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  • 一番の目的は MD ラジカセで複数のラジオ放送を録音できるようにすること
    手持ちの MD ラジカセのタイマー録音では一番組みしか録音できない

  • ラジカセの選局・録音操作などは、本装置がリモコンをエミュレーションすることによりおこなう
    MD ラジカセには一切手を加えない

  • 本措置へのデータの設定は、PC から USB 経由でおこなう
    PC 側のプログラムを作る必要がある

  • 本装置は AC アダプターなどの外部電源で動く
    USB バスパワーが無くとも動く
 ちょっと大技なのだが、最後までたどり着けるか?
 AIWA の MD ラジカセ MR-X1 のリモコン、RC-BAT17 のコード(合計40)を読ませてみた。

RC-BAT17.cf

 SHIFTと二つ同時押しがあるタイプのリモコン。かかった時間が約20分。
LRIC-RCV.jpg 妙なノイズの原因は赤外線リモコン受信モジュール PL-IRM0101の負荷のインピーダンスが高いことが原因だったらしい。

 現象としては、不定期(数秒単位)に数100μsのパルスが出るというもの。
 トリッキーな電源の取り方が問題かと思い、電源を別に取り、IRM-0101 の出力にオシロだけをつなげても現象が出る。

CIMG0562_edited.JPG さてどうしたものかと思いデータシートを見直してみると、参考回路の IRM-0101 の出力とそれを受けるトランジスターのベース間の抵抗が妙に小さい。
 もしやと思い、最初 100k をつけていた R1 を 4.7k に変更。問題なく動いた。

 オリジナルの回路どおりにしなかったのは、オープンコレクターでもない出力端子を VCC の2倍以上の電圧でプルアップして使うのは気持ち悪かったから。

 もっとも、ほぼオリジナルと同じ回路でも動く模様。んー、これを見ると電源周りの問題だったかも? CIMG0563_edited.JPG
 WinLIRC の受信アダプターを作ったのだが、動かない。

 受信機のチェックはそれらしく動いたのだが、リモコンの学習方法ではエラーばかり。たまに動いても二つ目が一致しないと言ってくる。

 オシロを引っ張り出して波形を見てみると、妙なノイズが乗っている。パスコンを増やしたり、プルアップ抵抗を変えたり、トランジスタのバッファを一段入れたりしたがダメ。

 んーん。どうしよう。

 
ベクターのAVC300 のページから、IR Remote Commander のページにたどり着く。

これはこれで面白そう。本体のソースがあれば...、あってもオイラのところにはコンパイル環境が無いか、きっと(^^;
 google に「リモコン」と放り込んで、出てきたページの広告の一つをクリックしたら出てきた「ページ」

 作者の思いが迸っていると言うか、見る人のことを全く考えてないというか。

 モノは機能的にオイラの目指すもの以上なんだけど、ためしに買ってみようか?値段も馬鹿高くないし、怪しさ(?)は充分なんだけど、検索しても web 上に情報がほとんど無い。

 


P1:基板完成

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CIMG0554_edited.JPG CIMG0555_edited.JPG  基板部分が完成。相当以前に作った、秋月の「多機能 多チャンネル 赤外線リモコンキット」のリレーを取り替えただけなのだが。

 窓から入るお日様の下で、時代劇の再放送を横目で見ながら小一時間、今日のところはここまで。以前なら最後までやりたくなるところだが、明日も明後日も時間はたっぷりある。こういうところが無職って楽 (^^;

 次はケースを加工して収めなくてはならないんだが、これが面倒くさいんだよなぁ。狭義の電子工作でもないし。




 WinLIRC の受信アダプターを作ることにした。 以前、赤外線リモコンの信号をオシロで見るためのツール(?) を作っていたのでそれを流用することに。
 抵抗・コンデンサー・ダイオードは手持ちがあるので D-SUB のコネクタだけ買ってくれば OK。

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 せっかくなので回路図を残せないかとフリーの回路図 CAD を探してみる。google に「CAD 基板(?)」と入力すると、程なく BSch3V にたどり着く。

 サクっとインストールして、チャチャと入力。ライブラリに赤外線受光モジュールを一つ追加しても 30分ぐらいか?

 うーん恐るべし。作者に多謝。

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 いままで回路図を手書きしても 100% 行方不明になった。回路図ではないが、PC に放り込んでいたデータは機種が変わり、ソフトが変わると読めなくなった。
 PDF にしてネットに放り込んでおけば、今度こそ大丈夫か?
 有線リモコンのケーブルの途中に挿入する「赤外線リモコンアダプター」を作成予定。

 とりあえず有線リモコンの信号を調べる。なかなか凝った作り。2接点のスイッチを使って Hi/Low どちらかに必ずつながる仕様。ノイズ対策か。

 スイッチとパラにリレーを入れれば片が付くかと思っていたがそうもいかない。

 一工夫しないと。